秋の夜長に味わいたいジャズ&カクテル

日の出から日の入りまでの時間が日本の四季の中で最も短く、夜が長い秋。 様々な意味で一年のうち最も過ごしやすく、落ち着くことのできる秋の夜長に味わいたいジャズとカクテルをご紹介します。

秋の到来を告げるJazz&Cocktail

T’is Autumn

T’isはIt isの略。秋にぴったりの曲です。「秋になって僕が君を抱きしめるのは、体温を上げるため」というニュアンスの歌詞が原曲にはついています。 秋の夜長に聴くのをお勧めしたいのは、チェット・ベイカーの演奏によるもの。溜息の様な彼のトランペットの音色は秋の深さにぴったりです。
収録アルバムはこちら。 続いて、チェットベイカーの「T’is Autumn」を聴きながら飲みたいカクテル。

ディサリータ

ディサリータ 比較的マイナーなカクテルですが、アマレットの優しい味がテキーラを包み込む様子にはある種の”あたたかみ”を感じます。色合いも秋っぽいですね。 レシピはこちら。 カクテル「ディサリータ」の作り方

切なさを感じさせる秋のJazz&Cocktail

Autumn Leaves

ジャズで最も有名な曲の一つ「枯葉」。元はシャンソンの曲で歌詞もあります。ちょっぴり切ないジャズアレンジのものを聴くと良いでしょう。 秋の夜長に最もオススメしたい演奏はこちら。キャノンボール・アダレイのアルバム「SOMETHIN’ELSE」より。 ジャズにおける「枯葉」は他にもビルエヴァンストリオの録音等も有名ですが、「秋の夜長」に聴くならアダレイの方をお勧めします。
収録アルバムはこちら。 ジャズ名盤の王道のアルバムですので、買っても損はありません。もしくはレンタルCD屋で借りてみてください。 続いて、「枯葉」を聴きながら飲みたいカクテル。

ブルームーン

ブルー・ムーン 「枯葉」にはちょっぴり切ない雰囲気のこのカクテルはいかがでしょうか? 月も連想させ、色合いも静謐な印象です。 レシピはこちらをご覧ください。 カクテル「ブルームーン」の作り方 最後に いかがでしょうか?四季の中で最も過ごしやすい秋の夜長。素敵な時間の為の一助となれば幸いです。 それでは秋の夜長に乾杯。