【DIY】バックバーの作り方

BARのそれぞれの個性が一番出るのが「バックバー」(お酒の陳列棚)ですが、これがBARたらしめているものといっても過言ではありません。 今回念願だった自宅でのバックバーの作成が終えましたので、ざっくりとした作り方をシェアしたいと思います。

バックバーの作り方

1.設計する

設置場所を決めたら設計図を書きましょう。 ちょうどギリギリぴったりで作ってしまうと、いざ設置する時に入らない…となると悲惨なので、はめ込むところのマイナス2ミリくらいで設計しても良いかもしれません。 ※自分の場合は作成を進めていく上で、いざ設置の段階で高さが2mmオーバーでしたので、泣く泣く一部の板だけ外して買い換え、再度塗装→設置をやり直す羽目になりました…(泣) ※ちなみに、上記の設計図ではうまくネジ留めが出来ないと気づいてしまったので、完成版とは異なります。

2.材料の買い出し

木材はホームセンターや材木屋で買うことができます。希望の寸法にカットしてくれるところもあるので、事前に調べて行ってみましょう。 今回は東急ハンズとビバホーム、地域の材木屋にお世話になりました。

3.塗装する

ニスを塗装します。工夫しながら3度塗りするとツヤが出て重厚感が出るのでおすすめです!具体的には以下の通り。 240番くらいの紙やすりで削る→布で水ぶき→乾いたら1度目ニス塗装 →360番くらいの紙やすりで削る→同様 →800番くらいの紙やすりで削る→3度目ニス塗装→乾かす ニスが乾くのに数時間かかるため、一気にやらない限りは数日間かかります。お部屋が汚れないように養生もすると手間がかかるフェーズです。 ちなみに使用したのはこちらのニス。食品衛生法適合とのことで、なんとなく安心そうなのでカウンターテーブルにも使いました。300mlのものを計5~6本使ってしまったような気がします。後で気がついたのが、もっと大容量で安いものがネットで売っていました…(笑)

4.ネジ留めする

インパクトドライバー等を使ってネジ留めします。 今回1.8mm厚さのパイン集成材でやりましたが、もともと家にあったブラックデッカーを使ったら途中で壊れてしまいました。 よく調べてみると、どうやら必要な力が20倍程足りなかったよう。それは確かに壊れますね…。 結局、力も足りてコスパの良さそうなマキタのインパクトドライバーを購入し、ネジ留めすることに。 圧倒的な差で、買い換えてからは作業スピードがめちゃくちゃ早くなり感動しました! 使用したのはこちら。

5.設置する

ネジ留めして出来あがった棚はかなり重く、1人では持ち上げられませんでした。 昇降機能付きのイスを工夫して使い、2人で持ち上げてギリギリでした。 きれいに出窓にはめ込めた時の感動は格別でした(笑)

6.完成!

Jazzを流すスピーカーとレコードプレイヤー、アンプ、お酒のビンを並べると良い感じです!

まとめ

完全に趣味で作ってしまったバックバー。コスパは良いとは言えませんが、だいぶそれっぽくなったので満足です! 今回見切り発車で作り始めたところ、アクシデントが多かったので、作る方は慎重にやってみてください。
※こちらの記事を参考にしてバックバーを作る方は、自己責任でお願いいたします。いかなる責任も負いかねます。